明大中野高戦について
2007.07.12
ストライクが入らない。まさか。7月11日12時30分、炎天下の八王子市民球場のマウンドには呆然とする明高のエース池田が立っていた。無死満塁のピンチでバッターボックスには明大中野高の鈴木、身長189cm東京屈指のスラッガー、打球はショートゴロ、池田の気持ちが勝った。しかし、初回に5四死球と安打で3点の失点。その後は、まるでノーガードの打合い、バント失敗、残塁、失策・・・。同点の9回裏、2四死球と敵失で1死満塁、明大中野高は投手交代、そして明高の代打丸山のサヨナラ安打。5x対4。勝った。
1回の表と9回裏、対照的な両校の戦い方の違いがそこにあった。1回表、追い詰められたエース池田、ブルペンで投球練習は誰もしない。エースと心中だ。・・・9回裏、明大中野高は1死満塁のピンチで4人目のピッチャー登板、そしてサヨナラ。限られた戦力で勝つために、軸のぶれない戦略を貫いた。澤田監督の中のもののふ(武士)を垣間見たと思った。
野球部の条件が勝っている明大中野高校に勝てたことを誇りに思います。1959年(昭34)夏5回戦に2対4で同校に敗れています。明高が49年振りに敵を討ったのです。49年前のこの試合のキャッチャーが現コーチの岡崎氏です。西東京に移っての初戦が明大中野高であることといい、因縁を感じます。
気が遠くなりそうな試合展開の中、監督・コーチのご指導に感謝申し上げます。応援に来て頂きました応援団の皆様、有難うございました。
選手諸君、謙虚に感謝の気持ちを忘れなければ、必ず活躍出来ます。勝てます。
昨日のように執念で勝ち抜く夏を期待しております。
一泉 二郎

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